このページは2010年の「プリあら会」日記です。2009年版の日記を読まれたい方は年号をクリックしてください。
1月26日(火)
川崎雅司
 私の家にある梅の木をみると梅の蕾が見えてきている。しかし、夜はまだまだ冷え込む。今夜は、1月2回目の例会の日である。この日の例会で、奇跡のパフォーマンスが目の前で起こるとは誰も思っていなかった。
 佐々木さんと隅谷さんの2人の司会で例会は始まった。最初は、会員マジック。2008年プリあらマジックアワードで特別賞をとった玉置慶子さんの演技。
 緑色の綺麗な服で登場し、破った新聞紙の復活マジックからはじまった。メインはフラフープを使ったリングマジック。玉置さんの身長の半分ほどもある大きなピンクのフラフープを4つ使い、BGMに合わせフラフープがつながったり、離れたりとリングのルーティーンが見事に演じられ、会場は、ほのかな雰囲気になっていく。
 次は、魔人タジマーのコーナーだ。
 今日一人目のビジターマジシャンは、なか。たつやさん。4枚のカードから選んだカードを当てるマジックだったが、荒木会長のヒット曲ばかりを書いたカードを観客に選ばせ、なか。さんの携帯に電話すると、選んだカードに書かれている曲が、着うたで鳴るという応用性のある面白いマジックだった。
 二人目のビジターマジシャンは、キャラメルマシーン。小田島さんのアクションや張りのある声とSADAさんとの息のあった掛け合いで、見事にキャラメルマシーンの独特な楽しい世界へと導いてくれた。観客が選んだカードを剣で刺すという定番のマジックを、小田島さんの被り物の鳩の口ばしに刺して当てただけであるが、彼らの世界だけに楽しい気分にさせてくれる。
 最後は、魔人タジマーさんです。今日は、観客3人が引いたカードの合計をわか葉さんがあらかじめ予言するメンタルマジックだった。最近のわか葉さんは、落ち着いたマジックを見せてくれる。師匠のタジマーさんを超える日は近いかもしれない。
 今日のメインゲストは、世界で認められている兄弟ジャグラー『桔梗ブラザース』である。篤(21才)さん、崇(19才)さん、優しいルックスの若い2人は、10年の経歴。背は高くないが、鍛えられた綺麗な身体をしている。
 彼らは、すでに、2002年から頭角を現し、数多くのコンテストで優勝し、2009年末には世界トップレベルの大道芸集団Cirque Du Soleil(シルク・ドゥ・ソレイユ)のオーディションに合格している。
 彼らの特徴は、余計な飾りのない道具を使いジャグリングの世界の奥深さと美しさを表現する。1人で演じるジャグリングとは違い、2人のコンビネーションでのジャグリングは、返って難度が高い。相手のボールを取合うだけでも、タイミングは難しい。しかも彼らのジャグリングは、スピードも速く、まさに兄弟でなければ計れないタイミングで滑らかに移動していく。
 今日の例会でも、彼らが使うのは、クラブ、ボールそしてディアボローの3種類である。例会の会場は狭い。その狭さゆえに、いつもよりさらに難度の高い技術力が要求される。見ている観客との間は2mもない。手を伸ばせば当たってしまう程の近距離なため、迫力が直に伝わってくる。彼らも観客の熱気を直に感じているようだ。
 「今日がいままでのなかで一番やり易い」というほど、観客と同様に感じている。彼らが演じれば演じるほど桔梗ブラザースと観客とが一体になっていた。そのことが彼らにとてつもない挑戦を挑む気分させた。
 クラブをお互いに投げあう技の中で、10本を越えると途端に卓越した技術と精神力が必要とされる。しかも狭い会場となれば、そのレベルは限界を超えている。
 アンコールで、彼らは世界でもまず出来ないとされる11本への挑戦を示した。桔梗ブラザースと観客全員のテンションが最高潮まで上がっていく。
 その中でも1回目、2回目と失敗する。が、誰もがかならず、成功すると疑わない。失敗をするたびに、全員の心が強く1つの大きな力となっていく。
 そして3回目。奇跡は起こった。宙を舞っていた11本のクラブ、最後の1本が兄篤の手に収まった。偉業を成し遂げたその瞬間を迎え、誰もが充実感で満たされた例会であった。

 例会の最後は、会長のコーナー。桔梗ブラザースの卓越した演技を見た後の会長のマジックは、度肝を抜くものであった。新聞紙とカードと予言をコラボさせたメンタルマジック。組み合わせも意表をついているが、どこでなにを使うのか、予想できないマジックの展開にめり込んでしまう。
 ブックテストに似ているマジックだったが、奇跡のマジックであった。マジックとジャグリング、同じパフォーマンスでありながらマジックは夢を与え、ジャグリングは感動を与えてくれるものだと感じた。
 マジックの演技力を学ぶには、多くのプロのマジックを見ることは大切である。マジシャンの目線、観客との間の取り方など、多くのことが学べる。
 しかし、マジックだけを見ているだけでは、演じる本質を学ぶことはできないだろう。さまざまな視点からマジックをみるためには、他の洗練されたパフォーマンスをみることが一番の早道だと思う。
 今回の卓越したジャグリングを目の当たりにした観客は、誰もがショックにも似た衝撃を受け、自分たちの演じるマジックへの原点に大きく影響を受けたに違いない。われわれ会員のために、マジシャンだけなく、パントマイマーやジャグラーなどのエンタテーナーを呼び、幅広く、多くの演技を見る機会を与えてくれるプリあら会にあらためて、感謝したい。

2月吉日
佐藤美保(2009年度クリスマス・制作チーフ)
 2009年の12月26日に催された、CB Famlyのクリスマス・パーティの日記がアップされました。こちらをクリックしてお読み下さい。
1月8日(金)
関口伸光
 新年明けましておめでとうございます。そして、今日1月8日は荒木会長のお誕生日!だからWでめでたいのです!
 今回初参加の私は少し遅れて荒木会長宅へ到着。急いで奥のお部屋に行くと、すでにたくさんの方が集まっていて、ちょうど乾杯をするところでした。ギリギリ間に合ってよかったぁ?(汗)

 テーブルの上には美味しそうな料理がびっしりと並べられていてすっごい豪華!!ふと周りを見回すと、マジック関係では、ケン正木さん、ヒロサカイさん、清水ヒロミさん、はやふみさん、あさおかるいさん、藤本明義さん、タジマジックさん、わか葉さんと、すごい顔ぶれで、自分がこの空間にいる事自体が不思議でなりませんでした。
 荒木会長の大ファンであり、映画制作会社社長の新田さんのご発声による乾杯を終え、盛大にお誕生会が始まりました!さっそく料理を頂きます。どれも美味しくて目移りしてしまいます(笑)慣れない手つきでいると、隅谷さんが気を利かせて取ってくれたりします。うれしい!ありがとうございます!

 少しして、藤本明義さんがマジックを披露してくれました!楽しいマジックで会場の雰囲気が一気に盛り上がりました!!
 いよいよケーキが登場してきました! 室内の照明が消されて、ロウソクに灯りをともした巨大なケーキが運び込まれてきました!それは今まで見たこともない大きさで本当にビックリしました!
 しかも驚くのは大きさだけではありません。そのデコレーションの豪華なこと!!真っ白な生クリームを覆いつくすかのように真っ赤なイチゴがびっしりと並べられています。そして真ん中には「Happy Birthday 荒木一郎先生」とメッセージが入った大きなプレートが!こんなの見たことありません。
 ミュージシャンのSWING-Oさんの電子ピアノに合わせ、クリスマスパーティでのコーラスでお馴染みの行川さんが歌い、いっしょに会場内のみんなでハッピーバースデーを合唱しました。とても素晴らしい雰囲気に感動の瞬間です!
 最後、荒木会長がローソクの火を吹き消すと、盛大な拍手が起こりました。ふと気付くと巨大なケーキの前には大勢の人が!それもそのはず・・・あんな大きくて素晴らしいケーキは滅多に見られないですもんね・・・そのケーキを写真に収めようと皆さん必死で、前のめりで写真を撮っています。気持ちがわかるだけに、その様子がとても面白かったです。
 その後、ケーキが皆さんに振舞われました。佐藤理恵さんが一生懸命作ったこのケーキは見た目もスペシャルですが、味もとーってもスペシャルでした!
 いよいよプレゼントオープンの時間です! 1人ずつ渡した皆さんからのプレゼントを荒木会長の手でオープンし、このプレゼントに決めた理由や、荒木会長へのお祝いの言葉をプレゼントした方々がスピーチしていきます。
 1人ずつ全員分なのでとても時間がかかりますが、それは荒木会長が1人1人を心からとても大切に思っているからこそ、じっくりと時間をかけてこのような形にされたのだと思いました。
 自分の番もあったのでちょっと恥ずかしかったりもしましたが、ここにいる全員が荒木会長のとっても大切なお友達ですから、自分もその中の1人になれたような気がして嬉しかったです。
 印象に残ったのが、昨年10月に催された「Peru Live One」を振り返ってスピーチした福田さんの言葉です。「荒木会長は言って欲しいところだけ的確に言ってくれるので演じる方としてはとてもわかり易いし嬉しかったです」という言葉がありました。
 あれだけ大変なライヴを成功に導いたのはこういう荒木会長のさり気ない心遣いにあったのかもしれませんね。
 特に昨年のこの「Peru Live One」はプリあらにとっても皆さんにとっても大きな出来事だったと思います。荒木会長の言葉にもありましたが、このライヴで得た経験、感動は関わった皆さんの素晴らしい財産になった事は間違いありません。・・・後からぺるちゃん本人も到着し「このライヴを通して、不可能はない!という事を知りました。今まで出来ないと思っていた事にも、今後はどんどんチャレンジしていきたいと思います!」というお話をされていました。
 ライヴにあたって、周囲から不可能と言われていたのを「不可能ではない!絶対できる!」という荒木会長の強い言葉から全てが始まったのですものね。この言葉がどれだけ多くの人に勇気を与えてくれた事でしょう!
 こうして毎年、荒木会長のお誕生日を祝うために、多くの人が訪れるのです。夜遅くには、ダーク広和さん、なか。たつやさん、キャラメルマシーンの鈴木さん、竹たけをさんも駆けつけられました。
 マジシャンはもちろんですが、ありとあらゆる業界の方がいらっしゃいます。これは荒木会長がいかに人生の中で「人」とのつながりを大切にしてきたかを物語っていると言えるでしょう。
 プリあらのホームページの荒木会長のページにこんな言葉が載っています。「ある時代に生まれて、人が人と知りあえる数というのは、わずかな必然が組み合わされた結果と言えるでしょう。 ・・・たとえば、マジックの楽しさに巡り合えるということは、やはり、ほんのちょっとしたきっかけからです」
 思い起こせばちょうど3年前の1月、私は初めてプリあらと出会いました。
 そしてこの3年間で多くの人と出会い、多くの楽しみを共有する事ができました。これもほんのちょっとしたきっかけからだったのでしょうが、私はこの「小さな」きっかけから、とても「大きな」財産を得る事ができました。これからも人とのつながりとなるこの「小さなきっかけ」を大切にしていきたいと思います。
 楽しい時はあっという間に過ぎます。私は時間の関係で、うしろ髪を引かれる思いで途中、会場を後にしましたが、この後もたくさんの方が訪れ、夜通し楽しいパーティーが行われた事でしょう!
 荒木会長のようにはなれませんが、人と人とのつながりを大切にして、誕生日を祝いあえる人が毎年少しでも増えるよう、自分自身を磨きながら、日々がんばっていきたいと思います。
 素晴らしい会に参加できてとても嬉しかったです。荒木会長ありがとうございました。今年1年もよろしくお願いします。
2010年1月7日(木)
永世会員 松崎 忠
 2010年はじめての例会。寒夜だが、梅ヶ丘パークホールの中は新春らしいさわやかな風が吹いていた。例会は、プリあら名司会コンビ 佐々木さん、隅谷さんのご挨拶から始まった。
 会員マジックはプリあら・ラウンドテーブルの司会、カードマジッククリエーターとして名の知られた、古川令さんがさっそうと登場。リズミカルな曲が流れる中、ミリオンカード、ブーメランカードなど見事なカードマニュピレーションの数々に皆さんからは感嘆の声、そして拍手喝采。カードが大好きな司会者・隅谷さんの瞳が潤んでいるように見えた。感激されたのですね。
 新春トップを飾る素晴らしい会員マジックで一気に会場のテンションが上がった。
 ビジターマジシャンと超魔人タジマーのコーナー、まずはキャラメルマシーンのSADAさんから会員マジックの講評。「素晴らしい!大先輩!勉強させて下さい」と講評ではなく、つい?お願いのコメントが出てしまった。
 強烈な音楽で踊りはじめたキャラメルマシーン、会場の拍手をもらいながら、ジャンボカードのマジック。最後は顔写真入りカードを出して今年もよろしく!
 このあとは超魔人タジマーとわか葉さんによる予言のカード。師匠の話術をマスターしよう?と頑張っているわか葉さん、カードの予言に失敗と思わせて最後はキャラメルマシーンのライブ案内チラシを使ってバッチリ決めてくれました。このチラシのアイディア、応用できそうでいいですね。
 メインゲストは今日7日にあわせて『ナナでーす』と瞳ナナさん。5日後の12日から18日までマジックキャッスルにご出演されるというお忙しいさなかに来て頂いた。小泉ポロンさんがお手伝い。
 気さくなナナさん、プリあら例会のために、お正月らしくおめでたいマジックを演じられた。
 真赤な中国衣裳をまとい、一瞬にして顔のお面を変化させる「変面」マジックで始まった。スピーディでたくさん出てくる変面に観客はくぎ付け、最後は、一瞬の衣装替え。さすがプロのスピード感。アマとの差を感じましたね。
 ピンクとブラック、ナナさんカラーの和風的ファッションで、紅白のシルク出し。バラバラの紙が大きく『おめでとう!』と書かれた一枚の紙に復活!
 お話をしながらの楽しいコミュニケーションマジックの数々。カードマジックの予言なども、お得意の『魔法でポン!』で決めてくれました。
 『トキメキ ドキッ!』のイメージソングを歌いながらのステッキ出し。ノーム・ニールセンのヴァイオリンの空中浮遊よりジャンボなアコースティックギターの空中浮遊にはビックリ。
 お客にサインしてもらったカードが新しいポテトチップスの菓子袋から出てくるマジックもお見事でした。お手伝い頂いたお客へは楽しい手作りバルーンおもちゃのプレゼントなど、サービス精神旺盛なナナさん。
 最後はマジックタンバリンを使って、たくさんのシルク出し、ナナさんの顔写真入りジャンボシルク、レインボーシルク出しはとてもカラフルできれいでした。
 魔女界からやってきたナナさんへ会場から大拍手。例会の最後、更に衣裳替えをされてのアンコールマジックではロープの胴体貫通。パンチのある音楽にあわせて、踊りながらの5本リングです。ナナさん風アレンジで楽しくみせてくれました。
 マジックキャッスル出演を機にテクニックのある日本の美人マジシャンとして世界進出ですね。3月に公開予定の映画:TRICK(トリック)では仲間由紀恵さんへ水芸を指導されたそうです。
 会長のコーナーは佐々木さん、超魔人タジマーさんがびしっとタキシード姿でご登場。
 佐々木さんからは、会員のおたより紹介。遠距離で例会へ参加できないB会員、小西さんからのメール。マジックの失敗談など、同感したり、笑ってしまったり、楽しいお便りでした。
 小野田さんからはマミー・ミステリー「かんおけファラオ」が良かったとのお便り紹介がありました。
 超魔人タジマーさんからはプロマジシャン情報のご紹介。今回はご自身のPR。TV朝日で大脱出1時間スペシャルがありますのでご覧下さいと。最後は爆発してしまうが危機一髪で助かるそうです。
 さて、会長のマジックは1940年代にあったカードマジックを会長流で演じられた。全く不思議としか言いようのない予言のマジックでビックリ。
 アシスタントのキャラメルマシーンのお二人も「ありえない現象」に遭遇し唖然とした表情でこれまたビックリ顔。新春第一回の例会も時間を忘れてしまう素晴らしいショーでした。いつもの例会より少し早めに終了。たくさんのマジックを見たいのとは裏腹に、自宅が遠いものにとっては有難い早めの終了だった。
 プリあら会に入って11年、始まった頃の運営スタッフは数人でしたが、今は何とプリあら会が大好きな運営スタッフがホームページにのっているだけも25人。こんな会は他にありませんね。すごい会になりました。
 私個人としてもたくさんの友人ができました。例会だけでなく、マジックの大会、プロマジシャンのショー、レクチャーでも必ず会員の方とお会いします。情報や創作グッズの交換などもしています。
 プロマジシャンの方とも親しくさせて頂き、お願いしたりすることもあって、プリあら会に入って、交流の輪が大きく広がった。今年も大いに楽しませて頂きます。よろしくお願いします。

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