このページは2008年の「プリあら会」日記です。2007年版の日記を読まれたい方は年号をクリックしてください。
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4月19日(土)
中村ひでのり
  3月26日より新生プリあら会としてリニューアルされて本日が第3回目の例会。プロデューサーでもあり楽しいことが大好きな会長が「緻密に計算された新しいシナリオ」を用いて、今まで以上に超楽しい構成で練り直した「もの凄い例会」がスタートした。全てのコーナーにおいて「楽しい=笑える」という方程式をそのまま表現したような『笑い』がたくさん詰まったマジック会になりました。一見漫談愛好会かと間違えるくらい楽しいのである!!(笑)。それを演じる人達は、荒木会長をはじめ、タジマジックさん、ミステラさん、キャラメルマシーンさんなどなどである。
 さて今日も盛りだくさんのプログラム。リズミカルなアカペラサウンドの美しいハーモニーをバックに司会者二人が登場する!!この時点で早くも私の脳の活性化が開始される。
 最初は「この年まで1度もギックリ腰になったことがない。」という86才の宮田文一さんによる会員マジックのコーナーを、「最近ギックリ腰になってしまった」という司会者の佐々木さんが紹介する。
 とても86才とは思えない元気な歩き方でウォンドを持ってにこやかに登場!!いきなりコインが次々に出現し、ウォンドの陰からもハンカチの陰からもたくさん出現。最後はお札までもが連続して出現する!。どうやら大切なお金のようだ。
 ミステラさんからも「一生懸命で、好感が持てる演技」と評価。私もこんな風に元気に年を取りたいものです。
 続いて私の大好きなタジマジックさんの『魔神タジマー』のコーナー。魔神タジマーとは会長が付けた名前である。本人の演技も含めて面白おかしくビジターマジシャンを紹介するというコーナーなのだが、「このコーナーが出来て毎回楽しみになった」という会員の方も大勢いらっしゃるようだ。私もその一人なのだが意外にもタジマジックさん曰く「どんなディナーショーよりもこのコーナーは緊張します」の一言に場内爆笑!!
 本日も沢山のマジシャンがいらしてました。(これだけ多くの有名マジシャンが集まるマジック会など他にない)最初は5月20日がメインゲストのミステラさんのギャグ3連発。コンパクトながら真剣にやっている所が笑えました。続いてMr.ジョーカーさんの千円札を2枚使ったスレッドを使わないお札浮かし(初心者にはちょっと嬉しい種明かし付き)。
 続いて6月4日のメインゲストであるミュージカルマジシャン「TOMOKO」さんとお笑い芸人「キャラメルマシーン」の鈴木さんが登場。タジマジックさんはTOMOKOさんのファンらしく、「TOMOKOさんの10分のショーを見るために交通費3万円を掛けて名古屋まで行った」というタジマジックさんの一言に場内大爆笑!!(ホントか〜?)
 続いてタジマジックさんの「高価な300g程のケースに赤いシルクを入れるだけでケースが重たくなる」という笑えるネタをコミカルに披露。だんだん場内がお笑いムードになりかけた所に、スピリット百瀬さんと弟子の能勢裕里江ちゃんが登場!!
 裕里江ちゃん得意とする赤白2枚の60cmシルクを使った結び目の移動や空中にほうり投げて結ばれるなどのシルクの古典的凄技を、まるでシルクが生きているみたいに鮮やかに披露。スピリット百瀬さんはロープを使ったワンハンドノットやリングから外れるロープ。一瞬で結び目がいくつも出来る古典的凄技の披露に観客が溜息をつき、私も息をするのも忘れるほど見入ってしまった。
 最後のビジターマジシャン、ケン正木さんが登場し、グッズ売り場からコインを借用して、ボックスから伸びている2本の紐のうち、どちらを引っ張るとコインが上がるかを観客に当てて貰う、というゲームを行う。が誰も当たらず、結局グッズ担当の美保さんが当たってコインがグッズ売り場に無事に戻って行くという不思議なマジック。それをジョークを交えたいつもの楽しいトークで見せてくれた。
 さていよいよメインゲストのコーナーである。『北海道の魔術師』と呼ばれ日本マジックの黄金時代を築いた一人であるバーディー小山さんの登場。ケン正木さんも「憧れるマジシャンの一人」と語っていた。帽子をかぶりまさにダンディーという言葉がぴったりのカッコイイ姿で登場!!
 コインを使った鮮やかなマニュピレーションの連続技、技、技。パースフレームを使ったり、ハンキーパンキー、大きなボトルの出現(カッコイイ)。そしてコインがジャンボコインに変わったと思ったら又消えてさらに大きなジャンボコインの出現。そしてこれで終わりと思いきや予想外の凄い物の出現に度肝を抜くエンディングで場内大歓声!!
  続いて雰囲気変わり3色の玉とカップを使ったカップ&ボールの演技。ウォンドも使わず色も3色の玉を使うという珍しい手順。最後は意外な物の出現に観客は唖然。次は、鮮やかなカードマジック。他にも3シェルゲームやご本人のマジックショップの商品をいくつか演じてくださいました。
 氏の演技は中々見る機会はなく私も初めて拝見しましたが、貴重な演技を拝見することが出来て有意義な時間を過ごせました。わざわざ北海道からお越し頂き、特に今回のために特別に手順を組んで来てくださったとのことでした。ありがとうございました。
 最後の締めくくりは荒木会長のコーナー。
 アップテンポのカッコイイ音楽に乗せて司会の佐々木さんとタジマジックさんが、これまたカッコイイ衣装で登場する。続いてタジマジックさんの爆笑トークが連続して炸裂する。このコーナーは全国にいる500人の会員の中から選んでお便りを紹介し、会長もマジックをやってくれるというコーナー。
 お便りは新潟のマイク太田さんや、同じく新潟在中の悠久山の近くに住んでいるというB会員の平井さんから「プリあらグッズを楽しみにしている」という内容のお便り。富山県のB会員の高田さんからは「プリあらマガジンが届き読んで感動した」と言うお便りを紹介。
 地方の会員にとっては、やはりプリあらグッズやプリあらマガジンを楽しみにしてくれているようです。紹介を交えて会長とタジマジックさんの絶妙なトークのやりとりが笑えました。
 そして、今日は「朝の11時に突然思いついた」という出来たばかりの初公開マジックを披露してくださいました。使用する道具は3つ。「予言以外に使わないでください」と書かれた予言のジャンボカード(赤)と、バイシクルのレギュラーデック(青)と「デビッドカッパーフィールド」が表紙になっていて海外の「タネン」という珍しいマジックショップの1985年頃のカタログ。
 これらを使用した、まるでタイムマシンで未来を見てきたかのような予言のマジック。まさかと思ったが見事一致(何で?)。見せ方に変わった面白さと不思議さがミックスされており、トークが楽しいのでお客様を飽きさせないばかりか、かな〜り不思議な超メンタルマジックでした。
 昨今テレビなどの影響で健康ブームですがそれに対してストレスなど、メンタル面での問題を抱える人も増えています。私も仕事が忙しくストレスが溜まることも有りますが、プリあらに参加した後はストレスが取れ、すっきりして帰宅します。恐らく脳内活性化による影響でしょう。脳を活性化したい人。若さを保ちたい人。是非お友達と一緒にプリあらへお越しください。
4月1日(火)
鈴木章子
 2008年の桜満開。今日は、煙草を何本もくわえている強烈な写真を見て以来、絶対見たいと思っていたブラック嶋田さんの演技がみられる嬉しさと、ブラック嶋田さんのお弟子さんで魅惑のマジシャンMIKAさんと会える楽しさで、ワクワクしながら会場に向かいました。会場に入るとマ−カ・テンド−さん、ケン正木さん、なんと私が大ファンのMASAOさんの姿がありました。世界に通じるマジシャンが、気さくに話をしてくれるプリあらの例会は、私にとって遠い世界の人たちをすぐ近くに感じさせてくれる、とても大切な場所です。 時間になり、いつ来ても温かく迎えてくれる佐々木さんとはるちゃんの司会でいよいよはじまりました。
 会員マジックは辻さんによるカードマジック。ダイヤのカードの数字5を5カラット、7を7カラットと表現して、何ともリッチな気分にさせてくれるマジックでした。
 今日、4月1日はキャラメルマシーンの鈴木貞春さんと、いつもプリあらを支えてくださっている篠原康子さんのお誕生日、翌日4月2日はケン正木さんの誕生日ということでお誕生日の話題で盛り上がりました。
 その後、ケン正木さんの紙切りが披露されました。子供さん向けには黄色い紙でピカチュウを作り、女の子にプレゼントされました。ほんの数十秒で作られたピカチューはかわいい女の子にニコニコとながめられて、なでられたりして、とれも大切にされていました。夢を見せる技、夢を生む技を私も身につけようと思いました。
 次にタジマジックさんの進行で、来場された、ミステラさん、ペルさん、キャラメルマシーンさん、MASAOさん、あさおかるいさん、マーカ・テンドーさんと豪華なマジシャンの挨拶とマジックが続きます。
 そしていよいよ本日のメインマジックのお一人、MIKAさんの登場です。MIKAさんはマジックのほか、ベリーダンスの世界でも映画に出演したり、カルチャーセンターで教えていたりとカリスマ的に有名な方です。マジックを『葉月美香』さん、ベリーダンスでは『矢口美香』さんのお名前で活躍しています。
 MIKAさんは登場しただけで、一瞬にして会場の空気を作ってしまいました。セクシーな衣装に身を包んで次々とマジックをしてくれましたが、とにかく美しい。私がどんなに美しい見せ方を研究して頑張っても、これはできないな。ただ、登場した時の空気のつかみ方は身につけたいと思いました。
 次はMIKAさんの師匠のブラック嶋田さんの登場です。初めてナマのブラック嶋田さんが見られるのでとても楽しみでした。期待の煙草のマジックは子供ごころに思いっきりかえって「面白いなぁ、楽しいなぁ」と思いながら見ていました。そして、30年前にテレビ番組「お笑いスター誕生」で金賞を取ったすごいマジック、普段披露しなかったという「人間充電器」のマジックを披露してくださいました。ブラック嶋田さんの発しているパワーが電気を生んでいるように、カセットレコーダーのプラグをブラック嶋田さんの鼻に刺すたびに30年前の音楽が流れてきて、その度にその時代にタイムスリップしているようでした。
 次にMIKAさんがベリーダンスを披露してくださいました。
 孔雀の舞いのような華麗な舞いから、アラブのダンスまですべての動きが圧巻で、会場からも歓声が大きくあがりました。
 荒木会長のコーナーは、プリあらグッズの実演でした。水の入ったコップにサイコロを落とすと、水の落ちた音でサイコロの目をピタリと当ててしまうという画期的なもので、「これなら私にもできる!!」と早速予約しました。
 余談ですが、去年のクリスマスパーティに母親を連れて行き、会長の歌を聞かせたことで、ものすごく親孝行をさせていただいたので、荒木会長にはとても感謝をしています。私がどこかに行こうと誘っても、殆ど「行かない」という母が、「荒木一郎さんが歌を歌うよ」と言うと間髪入れずに「行く」と言いました。そして当日、何と曲目が紹介されると、歌う前から拍手をしている母を見て、私は唖然としてしまいました。会長の存在は、想像できないくらい、色々な人に力を与えてくださるようです。
 舞台を終えたブラック嶋田さんに、煙草マジックの時、口の中から火花まで出ていたので「火傷しませんか?」と聞くと「俺の口の中はテフロン加工でできているから」と豪快に笑っておられました。プロのマジシャンを目指す私がコツをうかがうと「自分が演じることが楽しいっていうこともあるけど、それより相手を楽しくする事が大事だよね。お客さんが喜んでくれるから続きがある。また、他のものでも楽しんでもらおうと練習する。練習は大事だよ。練習はウソつかないから欠かさずやることだよね」と優しい瞳で言ってくれました。とっても期待をしていた私に期待以上のマジックを見せてくれてありがとうございました。 学ぶこと、感動することが多かった今日をステップに練習練習と思いながら、夜桜を見ながら帰り道をしあわせ気分でMIKAさんのスタイルを意識してちょっとお腹をひっこめて歩く私でした。
3月26日(水)
田中哉巖
 いきなり照明が全て消え、スポットライトの中に司会のお二人、佐々木さんと隅谷さんが照らし出されて本日の例会が始まりました。いつもなら軽快かつ可愛らしいダンスで登場するお二人ですが本日はいつもと違う登場。BGMも変わっていました。カジュアルな服装の佐々木さんと、真っ白なドレスの隅谷さんのコントラストもとても美しかったです。
 前回の例会で「次回からはリニューアルされたプリあらを!」ということが早速わかりました。開始前からいつもより緊張した雰囲気で、音響チェックが入念に行なわれていましたし、開場後にも、いろいろな場所で打ち合わせを行なっているスタッフの姿がありました。
 そんな中、開演10分前にふと会場を見回すと、これまたいつも以上に大混雑。リニューアルを知ってかどうかはわかりませんが、初めていらした方も大変多かったです。早くも今日の例会の盛り上がりを予感させてくれました。
 まずは会員によるマジック。最初は山田秀樹さんによる鮮やかかつ、華やかなステージマジックでした。落ち着いた雰囲気と、豊かな表情にのせられて繰り広げられるマジックは、言われなければ誰しもプロマジシャンだと思うであろう、素晴らしいものでした。プリあらグッズを改良し、より素晴らしいものに進化させて「山田工房」と言われることに納得。中でも「PriAla Magic Magazine 2号」に掲載された作品を改良したマジックは会場の大喝采を浴びていました。
 続いて若干17歳の原大樹君。こちらは堂々とした演技に迫力ある表情。会場にいる多くの観客を圧倒させました。日本の伝統あるマジックを見事に演じ、その素晴らしさを実感することができました。これからの日本を代表するマジシャンを目の前で見ることができて大変嬉しく思いました。
 インフォメーションをはさんで始まったのは、今回から独立したコーナーになったプリあら専属マジシャン、魔人タジマーことタジマジックさんのコーナー。タジマジックさんをはじめ、会場に来てくださっているビジターマジシャンの方々によるマジックショーと会員マジックへの講評の始まりです。
 本日はミステラさん、シルキー渚さん、キャラメルマシーンのお二人、上口龍生さん、マーカ・テンドーさん、ナポレオンズのパルト小石さんが登場いたしました。う〜ん、この方々が登場するだけでも非常に内容のある会ですよね。この方々のマジックやトークを目の前で見ることができて、プリあらのすごさをここでも実感。
 そして、いよいよ本日のメインゲスト、なか。たつやさんの登場。なかさんはプリあら10周年にして、メインゲストとして初登場!!ということでした。
「(E)いい(T)友達!」というキーワードを中心に盛りだくさんのマジックショーでした。最初に観客と一緒にできる簡単なマジックを披露。さすがだなぁ〜と思いました。人に何かを伝えようと思ったときに一番大事なことは、自分が伝えたいと思ったことをどのようにして伝えるか、ということだと思います。そして、その方法に悩んでしまうものです。口調やしぐさ、表情、雰囲気作り・・・など、いろいろなことが考えられるでしょう。なかさんは、一つのマジックでそれを実行してしまいました。お客さんを選ぶときにも観客席の中にまで足を運んで行く姿など、なかさんが本当に観客とのやり取りを大切にしているということが感じられ、あっという間に時間が経っていきました。
 なかさんのマジックショーが終わり、次に荒木会長のコーナー。BGMに合わせて会長が登場するかと思いきや、タジマジックさんと佐々木さんがイメチェン(?)して再登場。髪型まで変わっている佐々木さんにビックリ。これもまたプリあらの新たなる試みなんですね。
 ここのコーナーは会員の「生の声」を紹介し、会に反映させていきたいということで、会員から送られてきたメールが紹介され、会長がそれに答えていくという流れでした。特に普段プリあらの例会にはこれない遠方の方々からいろいろな意見、質問を紹介していました。
 マジックはどうするのかな・・・? と思っていたら、やっぱりやっていただけました。
 会長のマジックがなければ始まりませんよね。今回は、あらかじめ会長が選んだカードをお客さんが当ててしまう、というもの。マジシャンが当てるわけでもなく観客自身が当てる、というのは、当ててしまった(?)お客さんが一番驚いていましたね。それにしても、本当に不思議です。
 また、アフターでは会長直々にマジックを教えていただける機会に恵まれました。後から聞いたところによると、このような機会はめったにないということなので大変貴重な時間となりました。入会してからまだ3ヶ月ちょっとですが、会長から教えていただいたことは自分のマジックへの考え方に大きく影響しています。このときは「トライアンフを行なう際にどのようなシャッフルを行なうか」というもので、ちょうど今日発売のプリあらマガジンに出ていた内容でもありました。
 マジックというのは現象は同じでも様々な技法や手順があります。それらのことがマジシャンの個性としてマジックをより広く、深くしているのだと思いますが、ときに、客の心理を無視し、マジシャン側の都合だけになってしまったとき、マジックの広がりがなくなってしまうのかもしれません。マジシャン側の都合とお客の心理をよくとらえることができたとき、マジックの不思議さがあがり、お客も盛り上がるのでしょう。そういったことを考えながらストーリーを構成していくのが楽しいな、と思うようになりました。
 今回の例会もあっという間に時間が過ぎていきました。自分は今年からプリあらに参加させていただいていますが、毎回新鮮な気持ちでマジックを見ることができます。「以前」を知らない自分にとっては「マンネリ化」ということが正直わかりませんでした。しかし、この言葉は自分自身にも当てはまる言葉だな、と思いました。マジックを演じる機会があることはもちろんですが、学校という場所に携わっているため、同じ授業内容を複数のクラスに行ったりということで、「マンネリ化」する可能性が多々あります。今回の話は自分にとって「新鮮な気持ちを大事にする」ということをあらためて教えてくれました。
 でも、ふと気がついたことが一つ。マジックを観るときはなぜかいつも新鮮な気持ちになってます(笑)これからも気持ちよくだまされに来たいな、って思います。
3月23日(日)
森田悠一
 開催5回目にして、ようやくプリあらのラウンドテーブルに参加することができました。マジシャン達が円卓に集い、マジックについて自由に語り合うラウンドテーブル。前々から楽しそうな日記を読んで、ぜひ参加してみたいものだと思っていましたが、東京を離れてからなかなか予定が合わず、これまでくやしい思いをしてきました。今回、ちょうど東京のイベントに出演する機会があったため、運よく参加することができました。
 今回のテーマは、オープニング用のマジックです。まずはトップバッターとして司会の古川令さんが、学生時代に考えたというマジックを披露してくださいました。初めてお目にかかる古川さんは、イメージ通りの紳士的な方。その古川さんらしからぬ、トランプのデックの中からリアルな蛇が飛び出すという、びっくり箱のようないたずらアイディアでした。応用すれば様々なものを出現させられるので、可能性を感じさせるギミックでした。
 そのマジックについての話が一段落したところで、常連の小澤洋一さんが「じゃあ私は何をしようかなあ」といわれたのが愉快でした。なにしろ小澤さんの前には、圧倒的な存在感を放つ2本の大きな筒がすでにセットされていたのですから。
 小澤さんが演じられたのはボトルとグラスが入れ替わるマジック。途中引っかかってうまくいかないところもありましたが、グラスに飲み物と薔薇が出現したのが不思議でした。
 ラストにはすごい数のボトルが出現したのですが、参加者から、それはオープニングよりもむしろクライマックス向きではないのかという突っ込みがありました。荒木会長からは、グラスに薔薇が出るのはおかしいから、その部分を変更したほうがいいというアドアイスがありました。
 同じくラウンドテーブル常連のむっしゅ佐久間さんは、トランプを使ってコインを出現させる、コインマジックのオープナーを演じられました。普通のものより簡単に演じられる良いマジックでしたが、会長からは、途中で観客に質問をすることで、演技の流れが悪くなっているという指摘がありました。
 このようなアドバイスは、演じた本人だけでなく、参加者全員にとって勉強になります。自分が普段演じないようなマジックについて考えるきっかけにもなるので、とても刺激をうけました。
 さて、僕は愛知から参加しましたが、今回さらに遠くの奈良から、若手のホープ、原大樹(はら・ひろき)君が参加しており、得意のミリオンカードを見せてくれました。会場にあった加湿器のスチームからカードを取り出すという即席のアイディアも面白かったのですが、その後の中身自体が素晴らしい。流れるように次々とカードが出現し、いつカードを補充したのかまったく分かりませんでした。目に力があり、ポーズも決まっていました。
 ミリオンカードといえば古川さんです。大樹君のおかげで、古川さんもうわさのミリオンを少しだけ披露してくださいました。そして、視覚的に見えないことよりも、心理的に見えないために重要な脱力のことなど、大変貴重なアドバイスをされました。帰り道で大樹君が「来て良かった〜」と感激していました。
 その後に僕が演じたのが、前日のショーのオープニングで演じたスケッチブックと風船のマジックです。これは自信作だけあってとても好評で、大樹君もルーティンに取り入れたいくらいだといってくれました。荒木会長が、絵の風船が割れるときに効果音を入れるアイディアを考えてくださり、マジックグッズを作る名人の山田秀樹さんも、これでほぼ完成されたといってくださいました。
 その山田さんは、『プリあらMagicマガジン』第2号で解説されている、山田さん特製のグッズを使ったマジックを披露されました。ビンと割り箸などで演じられてきた古くからあるマジックが、お花を使ったことで見違えるように華やかになりました。知っているマジックでも素材を変えてみると、ずいぶん印象が変わるものだと感心しました。
 プロマジシャンの、魔人タジマーことタジマジックさんは、仕事先のホテルから、真っ赤なステージ衣装のまま遅れて会場に来られたので、非常に派手な登場でした。タジマジックさんは、加湿器のスチームの中からトランプケースごとデックを取り出すという、大樹君のパロディーで演技を始めました。お二人とも本当に機転が利きますね。出現させたデックで演じた予言のマジックは、
「今日は荒木会長と勝負です」
という台詞によって、ドラマチックな効果が高まっていました。さすが、プロはこういう盛り上げ方がうまいなと思いました。
 プロといえば、沙門零さんのオープニングに関するミニレクチャーは大変勉強になりました。例えば、ステージでは、登場してきて立ち止まっただけでも観客を惹きつけなければいけない、ということ。マジックを始める前に、登場するマジシャンの存在自体が、ショーのオープニングになるべきなのだと思いました。
他にも、テーブルホップで初対面の観客といかにしてラポール(信頼関係)を築いていくかということなどを、実際にやって見せながら説明してくださいました。どんなネタを演じればよいかということ以上に、観客の心を開き、この人のマジックを見たいという気持ちにさせるショーマンシップが重要であるということが分かりました。
 さて、後半で古川さんが、「荒木会長はオープニングにどのようなマジックをされますか」とリクエストしました。すると会長は「僕は観客のイマジネーションを使うんだ」といって、観客にイメージさせた見えないコインを本物に変えるマジックを演じられました。『テクニカルなクロースアップマジック講座』に解説されている指輪を使ったマジックの原案(ゆうきともさんの考案)のさらなるバリエーションです。
 驚いたのは、ポケットから何かを取り出すような動作がなかったため、このトリックを知っている僕も、いつコインを準備したのか分からなかったことです。おそらく、リクエストされることを見越して、かなり前の時点で準備をしていたのでしょう。スライディニーやマリニなどの昔の名人は、よくそのようなことをしていたそうです。即席でやったようにしか見えないため、日常で演じるマジックのオープニングとして、実に効果的だと思いました。
 ラウンドテーブルの最後に、エニーカード・アット・エニーナンバーというカードマジックの話になりました。何かいいアイディアはないかと皆が考え始めたとき、タジマジックさんが、「もう考えました」といったのが奇跡の始まりでした。
 タジマジックさんは僕に好きな数を決めさせ、一組のトランプを渡して、表向きでその数だけ配るようにいいました。ストップのかかったところのカードはダイヤの5。するとタジマジックさんは、テーブルに置かれた僕の持ち物のトランプを指差し、底のカードを見るようにいうのです。まさか!僕がケースからトランプを取り出してひっくり返すと、そのカードもダイヤの5!これにはやられました。
 そのショックがまだ残っているというのに、こんどは沙門さんが、僕に好きなトランプをいうようにいいました。なるべく予想しにくいカードがいいということで、僕が選んだのはスペードのジャック。すると沙門さんは、テーブルに置かれていた御自分のトランプケースを指差し、一番上のカードを見るようにいうのです。まさか!僕がケースからトランプを取り出して一番上をめくると、そのカードはスペードのジャック!ありえません。
 しかも、奇跡はそれだけでは終わらなかったのです。すかさずタジマジックさんが、テーブルに置かれていた御自分のトランプケースを見るようにいいました。そこには「あなたはスペードのジャックを選ぶ」の文字!。二人のプロの連続パンチに、これはいじめだ!と内心思いました(笑)誰よりも、当事者である僕が一番驚いたと思うので、奇跡の証人に選んでもらえてラッキーでした。
 荒木会長は、「タジマくんのマジックは、生き方を反映しているよね」「これは、森田君の知識にない、別の考え方だから」と、謎のような言葉を残されました。分かる人にはそれで意味が通じるようで、魔法使い同士が会話しているのを聞いたら、こんな感じかと思いました。
 ラウンドテーブル終了後も、大樹君や、小君あすかさん、キャラメルマシーンの鈴木貞春さんといった、同世代のマジシャンと語り合うなど、楽しい時間を過ごさせていただきました。地元に帰ってからというもの、好きなマジックについて仲間と語り合う機会がめっきり少なくなったので、今回のラウンドテーブルは久しぶりに魔法の国に帰ったような、楽しいひとときでした。
3月15日(土)
今村美佳
 今日は待ちに待ったiStudio大洋村バスツアー『そば打ち体験&那珂湊漁港ツアー』の日!前日の激しい雨が嘘のような快晴。春を通り越して初夏を思わせる様な爽やかに晴れ渡った天気に恵まれた。
 このiStudio大洋村バスツアーは「プリあら」の荒木一郎会長が主催するwowカンパニーのボランティア活動の一環として、年に8回開催されている。鹿島灘に面する大洋村(現・鉾田市)を拠点に旬の物を、それも最上級の味覚を堪能させてくれる企画になっている。しかも、参加することによって、大人も子供も、色々な意味で成長出来るので、私は密かに「マジカルバスツアー」と呼んでいる。
 毎年、年末になると翌年のバスツアーの担当月を決定するイベントが開かれる。自分が希望する月、スタッフの誰と組みたいか?など、それぞれが好き勝手に希望を書き、プロデューサーの荒木会長が見て、即座に天才的なスピード且つ絶妙なスタッフの組み合わせを考えてくれる。私は迷わず3月の一本釣り!大人気の2月のいちご狩りも、6月のメロン狩りにも目をくれず、まっしぐらに3月!
 見事3月の担当を齋藤恵美ちゃんと私の二人が獲得。恵美ちゃんは『そば打ち体験』。私は『那珂湊の漁港ツアー』を実現するために3月を希望した。実は、一年前にも漁港ツアーは企画され、下見にも行きツアーの日程まで決定していたにもかかわらず、スタッフのマンネリ化が原因で幻のツアーとなってしまった。「あの夢をもう一度!」というわけだ。
 私は、前世が猫だったんじゃないかと思うほど無類の魚好き!将来の夢は生け簀(いけす)のある部屋に住むこと! 生け簀からとった魚で友人や家族をもてなしたい。
 話はそれたが、バス内での催しもので盛り上がっているうちに、第一番目の目的地、そば打ち体験をする水戸森林公園に到着した。そば名人の指導のもと、自分で打ったお蕎麦をとびきりの日本酒と共に堪能。78歳になる間野さんが「初めてそばを自分で打った!お店で食べる蕎麦より美味しい!」と喜んでいるのがとても印象的だった。
 続いて、「那珂湊漁港」へ到着! 水の綺麗なひたちの海で水揚げされたばかりの魚介類は、鮮度抜群のおいしさで、都内では絶対にあり得ないビックリ価格!しかも、今回は、その中でも「あそこは魚だけで勝負している店」と、地元から認められ、今回のツアーに参加している「吉兆」の料理長・伊藤勇次さんも大絶賛する「新屋(しんや)」さんにお世話になることにした。
 ここで、活躍するのが【iStudio大洋村Bus Tourバッチ】。このバッチをつけて新屋さんに買い物に行くと、特別割引のサービスが受けられ、「巨大車エビの塩焼き」を一人一本もらえるという特典付き-☆
 このバッチは、ツアーの下見に行った際に、「他の観光客と見分けるために何か目印を」という新屋さんの提案によって作られたものだ。
 しかし、このバッチを果たして参加者全員がつけてくれるだろうか?嫌がる人やバッチを放置する人もいるんじゃないか?という不安もあった。このiStudio大洋村バスツアーの良さは、強制的に何かを押し付けることをせず、あくまでも個人を尊重して、できる限り自由にさせてあげること。そこへ、バッチをつけてもらうというのは、ツアーの主旨に反することなのではないだろうか???
 ところが実行してみると、参加者全員が胸元につけたバッチを誇らしげに新屋さんで見せては、割引サービスを受けていた。このバッチは、全員分をツアー前日に一人で徹夜して作ったものだったから、この光景を見てとても嬉しかった。
 参加者全員37名分の巨大車エビの塩焼きが焼けた!すごい!全員分をいっぺんに提供してくれるなんて!!ずらりと並んだ真っ赤な巨大車エビはもの凄い迫力!私も一本もらいに行くと、海老を焼いてくれたおじさんが、私の目をまっすぐに見据えながら「ほいよ!」と、中でも一番大きい海老を渡してくれた。
 一ヶ月前の下見で訪れたときには「自分はもう海老の担当は外れたから」と、他の人を紹介していたのに、今日は特別に二人体制でやってくれていたんだ。私はなんだかとっても嬉しくなって、海老のみそが口の周りに付くのも全く気にせず、海老にむしゃぶりついた。その後、どこの売り場に行っても、「海老でも食ってきたか?付いてるぞ!」と何度も言われたのだが、「うん!良いの!付けとくの♪」とそのまんまにしていた。
 水を得た魚のごとく、魚市場をかけずり回り、一人暮らしとは思えない量の魚や貝を買い込む私。そんなときに、更にとんでもないことが起こった。なんと新屋さんの店長さんがツアー参加者全員に「背黒いわしの丸干し」を一人に一箱ずつお土産にくれるというのだ!立派な大きないわしが20匹も入ったものを一箱ずつ!
 最初、あまりの出来事に店長の言っていることが解らず、「一人に一本ですよね」と聞き返してしまったが、店長は「一人に一箱」と。とにかく、喜んでいる気持ちを最大に表現するためには、マジックできる人を集めて、店長さんやお店の人みんなに見せて楽しんでもらうしかない、とスタッフで結論。私は、とんでもなく嬉しいことが起きてしまったと、ツアー参加者に伝えに走った。 
そして実現したのが、新屋さんの店先でのストリート・マジック・ショー!
 「プリあら」では名司会者の佐々木さんが、ハンディマイクを片手に大奮闘。集まったマジシャンは、「プリあら」会員の中宿雄典くん、リオ広沢さん、武田宏昭さん。プロマジシャンの竹たけをさん。次々リレーの様に繰り広げられるマジックに、一般の観光客も入り交じって大盛り上がり。最後には佐々木さんが音頭を取って「新屋さん、万歳!」と、万歳三唱。
 ところが、お礼をしたつもりが、更に新屋さんから「マジックをしてくれたお礼だ」と、いかの薫製の入った大きな包みを頂いてしまった。お礼にお礼をされてしまうなんて!
 こうしてバスは、最後の目的地である湖が一望できるiStudio大洋村へ到着し、BBQパーティーへ。ここでもまた、親切、人を喜ばせたい気持ちの応酬は、とどまることがない。「吉兆」料理長・伊藤勇次さん(ゆうさん)が腕を振るってBBQのメイン料理「鯛のちらし寿司」を作ってくれた。しかも、先の那珂湊で自分で買い求めたトロを贅沢にもあぶって、ちらし寿司の具としてくれたんだ。
 そのゆうさんの使った包丁は、板前を目指したこともあるリオ広沢さんが持参したもの。どこまでも、いつまでも、人を喜ばせたいという気持ちにはキリがない。
 その後にはマジックショー、アマチュアに混じって、ここでもプロマジシャンの竹たけをさんは大サービス。
 大満足、大満腹の人たちを乗せて、バスは一路、出発地の東京に向かう。沈む夕日に見送られながら、その夕日を見つめ返す私たち。ゆうさんが、その帰りのバスの中で、力強いコメントをくれた。「誰にでも人を喜ばせたい気持ちがあるんです。ただそれが自分はほんのちょっとだけ強いだけです。自分は出し惜しみしません。どんなことでも聞いて下さい。何でも教えますから」と。
 この幸せな時を、この仲間、このファミリーと過ごせたことに、この幸せな空間を与えて頂いたことに感謝!!!
3月5日(水)
永井弘勝

 季節柄、スギ花粉にしょぼつく目と仕事帰りの疲れた頭を抱えつつ電車に乗るのは、日常的な通勤帰りのスタイル。しかし、プリあら例会のある今夜は違う。たどり着いたのは小田急梅丘駅。駅からすぐのパークホールの階段を2階に上がると、そこは日常とはまったくかけ離れた非日常空間が広がった。
 会場には、早くに着いた観客の隙間を縫うように、会場狭しと動き回るスタッフの皆さんの姿が目に入る。舞台づくりや、照明、音響、カメラの調整、受付出納からグッズ販売まで・・・いつもながらの手際よさ、来る度に驚かされる。
 僭越ながら、昨年のアワーズに出していただいた時にも感じましたが、少しの打ち合わせだけで、私ごときのつまらない注文にも、完璧なタイミングで応えてくれる。本当に、プリあらスタッフのレベルの高さに関心させられたものでした。
 席に着き、そんなことを考えていたら、本日の例会が始まりました。司会の佐々木さんと隅谷さんがお決まりのダンスで登場。私は少しとぼけたキャラの佐々木さんの嫌味のない話術と、キュートな笑顔で場を華やかにしてくれる隅谷さんの司会コンビが結構好きで、マジックとは別にこちらの方もプリあら例会の楽しみのひとつです。
 プリあら最初のコーナーは会員マジック。本日はおなじみの本職はカリスマ美容師、むっしゅ佐久間さん。ラウンドテーブルで磨かれたネタを披露していただきました。いつもながらの落ち着いたスタイルは貫禄たっぷりです。
 続いてはビジターマジシャンのコーナー。最初は若手2人組みのキャラメルマシーンさんのコメディーマジック。間がとっても良くて、笑いにうるさい大阪下町出身の私から見ても十分楽しめ、マジックの一つの方向性を見たような気がしました。今後大いに期待したいマジシャンです。
 次はプリあら専属マジシャン、魔人タジマーさん。とてもコメントしようがないカードをつかったメンタルマジックを見せてもらいました。
 そしてもう一人、お馴染み世界のマーカ・テンドーさん。プリあらのために、今回新たにスパイダーカーテンを持ってこられたとのこと。なるほど、とてもかっこいい舞台です。
 そして、いよいよ本日のメインゲスト、さとるさんの登場。
 前半はブックテストやカード当てといったメンタルマジックのオンパレード。不思議、不思議の 連続です。さとるさんの本職は精神科医だそうで、メンタルマジックはお手の物といったところか。しかし、不思議だねえ。だってそうでしょ、演者から遠く 離れた4人の観客が自由に選んだカードを全部空で当てるなんてあり得ないでしょう。

 そして後半は、昨年、ダラスでのSAM、そしてロンドンでのロン・マクミラン大会で見事優勝されたその手順を披露していただきました。「From Japan Satoru!」の掛け声で始まったそのマジックは全て英語で進められ、コンテストの臨場感たっぷり。
 爪楊枝の予言マジック、意外な形のカード当てマジックを演じられました。聞けばSAMではこれまで、7人しかとっていないオリジナリティ・アワードも併せて受賞されたとのこと。とっても新鮮かつユニー クで最高のマジックでした。
 しかし、プロでもない、あくまで趣味のマジックで、どうしてここまでできるの?アマチュアマジシャンのお手本、目指すべき姿を見たような気がします。アンコールではシンブルのルーティーン。流れるようにスマートに進んでいくその手順は無駄がなく、鳥肌もののとってもかっこ良い演技でした。
 そして、会長のコーナー。カードデックを持って舞台に登場。
 ところが、開口一番、「今日はマジックをしません」といきなり肩透かし。「代わりに、話をします」ということで、本日のお話は「マンネリについて」という、歌手であり、俳優であり、作家であり、そしてマジシャンといった人に見せる、伝える仕事を続けてきた会長ならではのとっても興味深い、ためになるお話。
 「どんなステージでも何度も見せられると必ず飽きられる。マジックをする人の奥さんの多くはマジックが嫌い(どきっ。会長は観客たる私の心を読むメンタリストか?)。これはマンネリの恐ろしさで、常に新鮮なものをしなくてはいけない。マジックに、客に、人生にマンネリ化をさせない事を心がけるべし」
 10年間飽きられず、それどころか年々会員を増やしている「プリあら」を引っ張る会長の言葉だけに非常に重みがあります。会長の近著「テクニカルなクローズアップマジック講座」にサインを頂いたその添え書きに「マジックをみがいて人に輝きを」と素晴らしい言葉を頂きました。会長は常に見る人側である相手の立場を考えられているのです。
 そして、会長の話しは続きます。「プリあらは今日で終わります・・・」な、なんと突然のプリあら終結宣言(ドキッ)。かと思いきや「・・・次回から始めよう」(ホッ。)と、次回からプリあらは変わります宣言に。次回プリあら、いったい何をするのでしょうか。乞う、ご期待!です。

2月23日(土)
林 裕
 春の足音がもうすぐそこに聞こえてきそうな2月後半、おなじみのiStudio大洋村バスツアーの「いちご狩り」に参加した。このバスツアーは何回か経験させてもらっているが、いちご狩りは初めてである。評判が良く、毎年キャンセル待ちが多く出るという話で、確か1月早々に申し込ませてもらった。
 ツアー参加者総勢46名。比較的暖かく穏やかな天候にも恵まれ、楽しい一日となった。東京からバスに揺られて2時間程で、茨城県大竹海岸の近くにあるお目当ての深作農園に到着した。
 農園の紹介、説明が終わると早速いちごハウスへ。見事に畑一面いちご、いちごである。しかも粒が大きく色鮮やかで、見た目にも美味しそうだが口に含むと、とろけるような柔らかさで甘味たっぷり。何と美味しい苺だろう。
 今まで近所のスーパーなどで買った苺は大きさや色つやに何度期待を裏切られてきたことか。これは段違いに味が違う。ここ深作農園でしか味わえない、貴重な苺である。健康的な土づくりのEM自然農法のお陰か。いやいやそれだけではない、深作さんの心からの苺に対する愛情の賜物と思う。
 全員休む時間も惜しむように次々と摘んでは口へ取っては口へ。甘味が口いっぱいに広がって、とても幸せな気分になる。やや落ち着いたところで、にっこり笑顔や見つけた自慢の超大粒の苺を手に記念写真をパチリ、パチリ。ほんの一息入れて別のハウスへ。
 今回深作さんは、このバスツアーだけのために、手つかずと思えるハウスを2棟も開放してくださった。一つは、甘さ抜群のクィーンベリーという品種。もう一つは甘味と酸味のバランスが良いラブソングの2種類である。これも深作さんとの長いおつき合いのおかげか。農園のスタッフの皆さんもとても親切で、何とも幸せな満足一杯のひとときをありがとう。
 深作さんも皆さんが喜ぶ様子を見て自分も喜び、幸せになるということだ。すっかり苺を堪能した。いちご狩りをしたくなったら深作農園しかないと心に決めた。すっかりファンになった。
 バスの中では自称”勝手にバスガイド”の酒井玲子さん、相変わらず絶好調である。当意即妙なおしゃべりで楽しい笑いに包まれる。いつもの名調子で全員が一体となった楽しい雰囲気作りはプロ並か。深作農園のご夫婦も、ずっと本物のガイドさんと思い込んでいたそうだ。
 とても和やかで、気持ちを通じ合った仲間意識が自然と生まれる。旅行会社のバスツアーでは絶対に無いことだ。組長制度も定着し、スタッフの諸準備のよろしきを得て非常にスムースに次々と組が編成されていく。組長に選ばれた人も、組員になった人も、自己紹介をしながらお互いに結束を深めていく。大洋村に向かって一段と盛り上がっていくひとときだ。
「iStudio大洋村」へ着くや否や、組長が中心となってそれぞれのバーベキューの分担作業に取り組み始める。殆どの参加者が何回か参加するうちにすっかり慣れてきて、自然とチームワークが出来る。この様子にはいつも感心している。
 和気あいあいと準備が進む中、荒木一郎氏の音楽が流れ、気持ちが一層盛り上がる。ヒットした「空に星があるように」は勿論好きだが、何といっても「Goodnight my friends」と「ラストテーマ」だ。「あなたといるだけで」「辛子色の季節」も良いなあ。
 今回もごちそうがいっぱい。何といっても「あんこう鍋」がメイン。圧巻は風戸さんによる、あんこうのつるし切りだ。庭のほぼ中央に、高さ2メートル位の太い竹筒を使って三脚が準備された。それに那珂湊で仕入れたばかりの新鮮で12キロもある大きなアンコウがつるされる。
 冬空の下、冷たい水を使いながら風戸さんんの見事な包丁さばきで、次々とアンコウが解体されていく。自分も初めて見る解体ショーに見入って感動した。多くのカメラのシャッターが切られたのは言うまでもない。アンコウ鍋の美味しさは格別である。
 風戸さんはとても素人にはみえない。誰がみてもプロである。風戸さんはご自分の年齢や体調のこともあったようだけど、皆さんが喜んでくれるならと参加されたと聞く。寒くて風の冷たい中、しかも料理人が身につける普通の薄着で長時間頑張っていただいた。
 料理は腕も勿論だけど、やはり人に喜んでもらえる心が大事だなあとつくづく思った。風戸さんに心から感謝。ありがとう。そうそう言い忘れていた。最初の一同乾杯の時に一緒に頂いた、五十嵐さんのお母さんの心を込めた里芋が最高に美味しかった。今回はとても贅沢なごちそうで、幸せ一杯。一生懸命作ってくれた皆様に感謝。
 最後のマジックショーはとても豪華だった。プリあら会員の中村さんのマジックから始まって、今回初参加のらんO(らんまる)さん、普段は結婚式場にお勤めの武田さん、そしてジン工房さんと、次々に素晴らしいマジックを披露していただいた。
 締めは、大人気プロマジシャンのハマック柳田さんの巧みな話術と演出で、皆が一緒になって楽しんだ。プロのわざなど多彩なショーに拍手喝采。皆さん、このツアーのためにボランティアで演じてくださった。本当にありがとう。心から御礼を云います。
 皆さんのおかげで今日も一日楽しく過ごしました。iStudio大洋村バスツアーには、これからもぜひ参加したいと毎回思います。スタッフの皆さんお疲れさまでした。最後に、このバスツアーをプロデュースされている、いつも大勢の人達を楽しませてくれる荒木会長に心から感謝します。
2月19日(火)
むっしゅ佐久間
 2月19日の「プリあら」例会は忘れられない日となりました! それほどインパクトのあるスティーブ・マーシャルさんの抱腹絶倒の熱演、まさにエンタティナーの真骨頂!!
 会場に到着するとすぐにショーは始まりました。いつものことながら満席!立ち見の人もたくさんいます。白いドレスがとてもおしゃれな治子さんと最近風 格さえ出てきた佐々木さんが華麗なステップで登場!!
 バスツアーの告知に出てきた禿のおじさんにびっくり! なんとあの「プリあら」きっての美女のコスプ レ!!!!(よくやった!)信じられな〜い!!なんとダイヤのピアスがキラリ!!「こんなおじさんはいない」と治子さんの鋭い突っ込みに、会場はいつも の和やかムードに\(^▽^)/
 さて会員マジックは、B会員の入江田翔太君。ロープマジックを素敵な笑顔で演じられました。会場からは暖かい拍手喝采でした。講評を依頼されたプロマジ シャンのミステラさんもその笑顔を絶賛されておりました。プリあら若手マジシャンのデビュー戦でした。今後の活躍が期待されます。
 ビジターマジシャン、先ずミステラさんは自身のウエストのくびれ自慢!!これには観客も口あんぐり!!相変わらずのミステラサプライズ!
 シルキー渚先生の華麗なカードマニュピュレーションはいつ拝見しても安定していて、さすが大御所といった風情が漂います。
 プリあら専属マジシャンとなった、魔人タジ マーさんの「プリあら」グッズを使ったメンタルマジックはさすがの不思議さです。最後はびしっと決めてくれました。
 そしてそしてメインゲストのスティーブ・マーシャル登場で会場は一気に盛り上がります。レクチャーを除いて、アメリカ人マジシャンは、私の記憶では「プリあら」初登場ではないでしょうか? 金ぴかの衣装に身を包んで、ロープマジックから、お客様を巻き込んでのカードマジック、そして怪しげな日本語を交えてのコミカルマジック!!
 「のみ!!」と叫んで足でつぶす絶妙な演技に会場からは大爆笑!大拍手! 演技の間には「シアワセナラ テヲタタコ!」と 観客を乗せていく。ああ〜 これがエンタティナーの国から来た人なんだなぁっと心から納得しました。
 大興奮のうちにマーシャルさんの演技終了。マジックを見てこんなに笑ったのは初めてです。マジックの技術も最高でそれにこの演技力が加わってのすばらしい舞台だったと思います。
 スティーブの舞台の興奮が冷めやらぬなか、次のメインイベント、会長コーナーです。いつも不思議なマジックを披露していただいていますが 、今回はメンタルマジックでした。
 まったくありえない状況からのカードの出現に会場は騒然!!マニアな私もまったく何のことやらわからず脱帽でした!!
 アフターは会長宅でおいしーコーヒーと手作りケーキをご馳走になりながら、夜もふけるのを忘れて仲良くマジックのお話で盛り上がっていました。
 私も「プリあら」の会員として今年で6年目に入りました。数え切れないほどの一流マジシャンの舞台を見せていただいて、会長はじめスタッフの皆様にいつも感謝しております。
 何よりも会に来ている会員の皆様と趣味を同じくする人同士、大切な友達がたくさん出来たことに感謝しております。「プリあら」以前にもマジックの舞台はよく見ていましたが、チケットを買ってショーを見たら、マジシャンの方と出口でちょっと挨拶するくらいで終わっていました。
 そこへ行くと「プリあら」はまったく会員の手作りなので、会場の準備、後片付け、撤収といった面倒で手間のかかる作業を、みんなで手伝って、その中から友情が生まれ、情報交換がなされ、ほかのイベントやマジックバーなどに誘い合わせて出かけたりと、まさに会長の言われる「友達という宝を掘り出せる私の大切な場」となっています。
 またプロのマジシャンの方たちとも、アフターの会などで接することが出来て雲の上のような一流マジシャンと、夢のようにお話が出来るのも「プリあら」ならではの大きな特徴だと思って感謝しております。私のマジックライフは「プリあら」によって大きく前進したと思っております。
2月8日(金)
久保田賢二
 今回のメインゲストはマジック界のアイドル、魔女軍団の瞳ナナさんです。 ナナさんは歌って踊れるプロマジシャンであり、ファン層も厚く、昨年夏には毎日のようにお台場冒険王でレギュラー出演をされていました。
 つい先日、プリあらA会員の中村秀典さんから思わぬ話がありました。
  中村「それじゃあ、次に会うのは来週金曜日のプリあらかな?」 久保田「次は瞳ナナさんがゲストですよね、楽しみにしてるんですよ。」 中村「瞳ナナさんの新ルーティン楽しみだね。で、実は俺も会員マジックをやるんだよ。」 久保田「マジすか?(汗)」 中村「しかも女性アシスタントと共演で新ルーティーンだ!!」 久保田「ええっ?」
 と、会員マジックでコメディーマジックが行われる事を予告され、しかも女性アシスタントとは誰なのか、今回の例会は自分にとっては倍の期待があったのです。
 実は、私がマジックというものに興味を持ち始めた頃、プリあらのバスツアーで中村さんが演じているマジックに衝撃を覚え、それが自分もステージマジックを始めるきっかけとなりました。プリあら例会は初参加の方やマジックをあまり見た事が無い方もたくさんいますので、 会員マジックは参加者に十分な刺激を与える一大イベントとなっています。
 当日の会場準備は2時間も前から進められました。音響は中上太郎さん、アシスタントの芝原俊光さんが担当です。そして照明には星野隆史さん、久住辰雄さん、五十嵐美智代さん、鈴木章浩くん、撮影の斉藤恵美さん、と、バスツアーでもお馴染みの顔ぶれ。
 夕方、携帯電話から中村さんに「頑張れ」という励ましのメールを送ってみるが、返事がない。きっと、中村さんはテンパっていながらも本番ぎりぎりまでイメージトレーニングをしているのだろうか…?
 時間は19:30、何かいつもと違う雰囲気が漂っていました。そう、今回は佐々木さんが海外出張のため参加できず、司会が山田秀樹さんと隅谷治子さんのペアで進められることになっていたのです。お二人のいつもとはまた一味違った楽しいトークで例会がスタートしました。
 そして最初のプログラムはいきなりの会員マジックコーナー。中村秀典さんと、女性共演者として脇坂智子さんが登場!!。「あれ、ワッキーじゃないか。」 そう、彼女はワッキーという愛称で現在では銀座の二木で活躍中。本名だけでは顔を見るまで気づきませんでした。
 2人のコメディー風ロープマジックから始まり、ワッキーのシルクマジックやファンカードと続く...。そして、最後は2回のドレスチェンジ!
 そういえば以前からアシスタントの女性にドレスチェンジをやりたいと言っていたが本当にやるとは思わなかった。いつのまに準備したのか?(実はプリあらの佐藤理恵さんに頼んで作ってもらったとのこと) 思わぬタイミングで楽しい現象が続くので、想定外の所でも笑いが取れていました!!
 ビジターマジシャンのコーナーでは、 プリあら専属マジシャン魔人タジマーさんと、らんまるさんが登場。 魔人タジマーさんはメンタル系マジックを得意とし、普段はテレビ出演等で忙しいながらも一般客やアマチュアマジシャンにも好意的に接してくれます。
 笑いを交えたトークで会員マジックの良し悪しを評価されていました。 らんまるさんは、カードマジックを始めクロースアップに関しての知識が豊富で、自分にも色々なアドバイスをしてくれます。 今回二人が披露したマジックは、お客様から借りた指輪を箱に入れてハンドルを回すと、その指輪が粉々になってしまい、別に用意してあるガチャガチャマシンから出てきたカプセルにお客様の指輪が元通りの形で入っているという現象。そして、52枚のカードの中から、好きな数字とマークを想ってもらい当てるというメンタルマジック。バッチリきまって、不思議でした。
 そして、ついにメインゲストの瞳ナナさんが赤い帽子に素敵なドレス姿で登場!!
 その可愛らしい姿だけで、おぉーという声が周り中から聞こえてきて、一気に場内が幸せに包まれる。 瞬時に手袋の色が変化したり、パラソルが次々と出現し、おまけに額縁から鳩まで出てきた。「一体どこから出したんだ?」と、何度もうなってしまうほど素晴らしいルーティンである。
  最後に10名のお客様にカードを配り、お客様にそのカードの真ん中をくり抜いてもらう。「魔法で、ポン!」。お決まりのおまじないが出た!ついつい笑みが溢れる。可愛らしい掛け声の直後、切れ目も無いのに全てのカードが繋がってしまった。非常に見栄えのあるステージマジックでした。
  今日は魔女軍団のHiromiさんがアシスタントを担当し、華やかなステージを支えていました。彼女は、魔女軍団から派生した「プチ☆レディー」という二人組のユニットで活動中。本人は山上兄弟の妹分とおっしゃっていましたが、どうみても姉貴分でした。今後も活躍が期待されます。
 そして会長のコーナー。会長のカードマジックは何度か会長宅で間近に見せてもらったが全くわからない。
 今日は1枚選んで当てるという単純でわかりやすいマジックをすると言う。今日こそは見抜けるか!と目をこらす。観客の中から選ばれた、松野さん、小澤さん、リコちゃんがそれぞれカードを1枚選んで覚える。小沢さんによって別に選出された4枚のカード、その中にはそれぞれのカードが無いと3人が確認したにもかかわらず、それぞれの選んだカードに変化してしまった。うーむ、現象はわかりやすいマジックではありましたが、まだまだ眼力が足りませんでした。
 アンコールによるナナさんの再登場で場内は最高に盛り上がり、司会者は「アンコールなのにメインのショーみたいだ」と、興奮していました。
 アフターで会長宅にお邪魔しました。会員数名が集まり瞳ナナさん本人に失礼ながらも年齢を聞くと、「2008歳です」という不思議な回答が…。このような質問はお手の物なのか、それとも本物の魔女なのか?!
 瞳ナナさんのプリあらの出演は今回で3回目との事。プリあらが始まったばかりの当初は会員数も30〜40人程で会長宅で行われていたというが、今では会員数も500名を超え当時の面影は全く見えない。
 毎回、月2回のプロマジシャンのすばらしい演技が観客を魅了してくれるので、会員が倍増していくのは自然な流れなのでしょう。
 たくさんのマジック好きが集まるプリあらは、私にとって友達を作る貴重な場となっています。
1月30日(水)
今村美佳
 今年の7月で10周年を迎える『プリンあらモード・マジッククラブ』。新春第二弾となる例会は4年ぶりのご出演、ドルフィンさんをメインゲストにお迎 えし、ラスベガスのショーさながらのマジック・ショーとなりました。
 実は、私はドルフィンさんの演技を『ドルフィン・マジック・カンパニー』として演じられているお姿しか見たことがなく、ソロではどのような演技をされるのかとても楽しみにしていました。また、今夜はドルフィンさんお一人ではなくカンパニーの方を連れて4人でいらっしゃるという情報もあり、「もしかし たら…♪」という贅沢な期待も膨らませていました。
 オープニングはドルフィンさんが次から次に何羽もの鳩を出現させるマジックからスタート!正統派のマジックでありながら、さすが!ド派手な演出です。あさおかるいさんをアシスタントに、どこを切っても絵になる華麗な演技の連続でした。続く、ドルフィンさんのご挨拶の時、私の期待が叶ったことを知りまし た。「今日は、イリュージョンマジックを中心にやって行きたいと思います」ですって!
 TAKUYA&SAKURAさんの若手コンビによるタップダンス を取り入れた靴の音色が小気味良い賑やかなマジック、あさおかるいさんによる幻想的なゾンビ・ボール、新聞の復活。。。
 ここ最近の例会で必ず目にする光景が有ります。それは、ゲストでお越し下さったマジシャンの方達が開演前の会場を隅から隅まで隈無く見て回るお姿で す。今夜もドルフィンさんが、あさおかるいさんやTAKUYAさん、SAKURAさんと連れ立って、グッズコーナーや受付ブースに遊びにいらっしゃいま した。受付ブースには、なかなか手に入れるのが難しい、会長の著書やDVD、最近刊行された「プリあらMagic magazine」、そして「プリあら」が全国的に紹介された東京新聞のサンデー版が置いてあります。
 この新聞の記事は、北は北海道、南は沖縄まで全国的に掲載され、『マジックの魅力』と題して特集されたものです。「プリあら」が写真入りで 紹介されているだけでなく、荒木一郎会長のコメント「マジックは、人を喜ばせる身近で簡潔なツール」という記事がトップを飾っています。
 新聞の記事について私がふれると、あさおかるいさんがドルフィンさんに向かって「宝物なんだもんねっ!」と投げかけました。す ると、ドルフィンさんは、その新聞を眩しそうに見つめ、「私の宝物です」と、まるで少年のように顔を上気させて言われたのです。そして更にるいさんは「私 なんか、実家に持って行って母親に、見て!見て!!って見せちゃったわ」って。TAKUYAさんも「大切にとってあります」と。
 …そうでした!この新聞が発行されて間もない頃、るいさんが例会にビジターマジシャンとしてお越しくださった時に「この新聞、何部か頂けないでしょうか?事務所のみんなにあげたいんです」と、言われたので、何部かお渡ししていたのです。華奢なるいさんが「全然重たくないから大丈夫です!」といって何部もお持ち帰りになったのを思いだしました。
 るいさんが新聞の復活であの新聞を使っているのを見たときに、ドキッとした方も大勢いたのではないかと思います。「えっ!その新聞を破いちゃう のぉ〜!!」って。ですが、新聞が復活し、「あらため」の時に何度も愛おしげに荒木会長のコラムのページを見せていらっしゃるお姿に、皆さん安堵されたのではないでしょうか*^O^*
 さらにショーは「人体浮遊」あり、SAKURAさんとるいさんの気合いの入った、息の合ったダンスショーありで、「人体交換」のイリュージョンマジッ クに突入です!観客総立ち状態で、最高に盛り上がりました-☆
 これだけのショーを見られたら、もうそれだけで満足で幸せなのですが、ここで終わらないのが、「プリあら」です♪もう一つのメインコーナー・荒木会長 のコーナーがあるんです。この会長のコーナーでは荒木会長が10年間、月2回の例会で欠かすことなく常に新しいマジックを披露してきてくださいました。 この会長コーナーなしに現在の「プリあら」は存在し得なかったと思います。荒木会長、本当にありがとうございます。
 今宵、荒木会長はメンタルマジックを披露してくださいました。会長は、「今日は、たぬきを4匹使います」と言いながら、まるで楽器でも入っているかの様なお洒落なオレンジ色のケースからワイングラスを4つ取り出しました。
 私は、たまたま荒木会長がこのグラスを選ぶ現場に居合わせたのですが、会長はま るで絵画のモチーフを組む画家のようでした。グラスからカードが何センチ出ると美しいか?太めのグラスと細めのグラス、どちらのグラスに入れた方がプロ ポーションが美しく見えるか?すべて偶然ではなく計算されて、作られているんです。
 今夜は、新入会の中学2年生の笠原君を相手にマジックを演じてくださいました。あらかじめ各グラスに入れられたカードが、笠原君が選んだ4枚のカードを入れると、一枚ずつ笠原君の選んだカードと同じものに化けてしまうという現象なのですが、笠原君は自分の真ん前でおこった奇跡に茫然自失の表情でした。
 例会後、メンタルマジシャンとして大活躍の魔人タジマーことタジマジックさんは、「会長のメンタルマジックは最強です!」と話されていました。また、アンコールを後に控えながらも、溢れ出る汗を拭いながら、荒木会長のマジックを見つめるドルフィンさんの姿がとても印象的でした。また、今夜の会場にはビジターマジシャンとしてシルキー渚さん、マジック研究家として高名な加藤英夫さんのお姿も有りました。
 アンコールでは「プリあら」の為に特別にご用意してくださった「ダンシング・カードマニュピュレーション」。千手観音の様に入り組んだ手から鳴り止まない拍手とともに次々と空中に投げ出されるカードはとても美しく、いつまでも、いつまでも眺めていたい気持ちでした。
 「プリあら」は、人生における人とのコミュニケーションの大切さをテーマとしていますが、最近ちょっとだけ人の気持ちがわかるというか、自分がした行為を相手が受けとってくれたことを実感できるようになってきた気がします。相手が返してくれるまなざしで「あ、伝わった。喜んでくれた。」って。今夜もそういう交流が例会の中で、アフターで持てました。
 マジックだけでなく、人生の勉強もさせて頂けるこの『プリンあらモード・マジッククラブ』。存在そのものが奇跡であり、マジックです。決して失うことのないように、護って、発展させて行きたいと思います。これからもよろしくお願いします。ありがとうございました。
1月20日(日)
小澤洋一
 第4回プリあらラウンドテーブルに参加した。私は第1回目から皆勤で、「例会には都合で参加できなくても、こちらには全て参加したい」と思っている。
 マジック愛好家にとって、これほど勉強になる場所はないと断言できる。会長をはじめ2〜3名のプロ、腕自慢のアマが参加し、私のような初心者でも「いるだけで大満足」、会員の皆さん、一度は参加してみたらいかが?
 今回はプロ参加では沙門零さん、魔人タジマーさん。タジマーさんのお弟子さんで、らんまるさん、天空さんも初参加。会員初参加は笠原健人君(中学2年)という顔ぶれ。
 テーマは「ギミックカード」と「予言」だ。
 私は一番手で「紙玉の口への飛行」を披露、通常は大受けの自信作であるが、今度ばかりは勝手が違う。「コインとかレモンに変えるオチを入れたら」とアドバイスあり。テーマと関係ない演技だが、ラウンドテーブルはキャパシティーの大きい会なのだ。
 次は、ムッシュ佐久間さんの「カードのトランスポーテーション」、フリップ付きの3枚カードと裏面紙貼りカードを使い、2枚の封筒中のカードが入れ替わるもの。私は隣りで見てもびっくりの芸なのに、「普通のデックから3枚と1枚を出したら(ミスディレクション)プロでもわからない」とか、「3枚カードは 5、6、7でなく、真中を絵カードにしたら取る理由ができる」とか、アドバイスが飛び交う。
 秘密の動作をする時、佐久間さんの鼻をすする癖まで話題になり、大笑い。この仕掛けカードは私がいただき、ジャンボカードで「ダイヤ城のダイアナ姫とクローバー城の2人の王子」(使用するカードを1枚減らす)に改案して、翌日、老人ホームで演じ大好評。感謝、感謝。
 続いて、松崎さんの「天狗の仕業」、同じくフリップ付きの3枚カードであるが、抜いたカードが「10/TEN」のはずが「天狗(TENG)の絵で真中に穴がある」、指を突っ込むと鼻になるオチ。解説書をみんなに配る気遣いに感心しきり。プリあらグッズに「刑事チン」があり、会長披露の下ネタで又もや大爆笑。このネタもいただき。
 さて次は、司会の古川さんの演技でダイヤの3が親指でこすると2に変わる現象を披露。プロが演じるのを以前見ており、面白いと思っていたが、マークの 加工法から接着の仕方(これはすごい、秘密)まで解説があり、もう天に昇る気持ち。これだからラウンドテーブルは止められない。
 次は、辻さんのカードの予言。会長から「シャッフルボードとCATOの2つの原理を用いる意味がなく、オリジナルを壊している」「予言マジックは予言を最初に出すのが良い」とアドバイス。難しいなー。
 らんまるさんの「客の言った11枚目のカードを予言」はすごい。これにも会長から「演者はカードを開く前に確かめない方が良い。自分もこわい、しかし当たった時の感動が大切」
「外れた時の言い訳は?」沙門さんの「皆さん家に帰って考えて下さい」にはまたまた大爆笑。
 桜井さんの予言演技、私には不思議で何の疑問も無かったが、「何故ダウンアンドアンダーをするのか?1枚のカードを当てるマジックで良いのでは?」「セルフワーキングで盛り上げる手順になっているか?」会長から「マジシャンは自分の都合で手順を組むが、客側から見て面白いやり方になっているか、エンターテイメントであるかが重要」と核心を突いたコメント。
 魔人タジマーさん、沙門さんの、これこそプロの予言マジックの披露あり、会長の超不思議予言マジックありで、最後に笠原健人君(中2)の「2枚のエースで客の選んだ2枚のカードを探す」素晴らしい演技、佐原有紀君の良きライバル現れるで幕。
 私は老人専科(ステージ系)でカードは一切勉強していない。しかし、4回参加する中で、クロースアップの重要性が少しわかってきた感じがする。
 会長が最後におっしゃった言葉を胸に帰路についた、満足感に浸りながら。「クロースアップをやることがステージの演技に大きなリターンを与える」
1月10日(木)
関口伸光
 明けましておめでとうございます!初めての日記を新年初の例会で担当できるなんてとても光栄です。私がプリあらに入会したのも昨年の1月ということで、プリあらと出会った1月という月は私にとって特別な思い入れがあります。
 2008年最初の例会を華々しく飾るのはケン正木さん!『新春・まっさき!ケン正木』という荒木会長のタイトルがとても粋です!いつもの軽快なBGM♪で佐々木さんと隅谷さんが颯爽と登場!2008年初のプリあら例会のはじまりでーす!
 まずは会員マジック。A会員の松崎忠さんは、例会のタイトルにふさわしい「2008新春まっさき」と書かれたボードを取り出すと「私も松崎(まつざき)なので」と一言!なるほどうまい!プリあら10周年にふさわしいマジックで華を飾ります。「自然と花」のアルバムを使ったマジックでは、オリジナルならではの素晴らしい演出で会場を沸かせてくれました。シルキー渚先生の講評では、松崎さんのオリジナル性の素晴らしさを絶賛されました。そして、シルキー渚先生もカラーチェンジをいくつものパターンで演じてくれました。シルキー先生らしく、とても格好よく鮮やかです!
 ビジターマジシャンはレフティー平田さん。朝、昼とお仕事でほとんど寝ないで例会にお越し下さいました。レフティさん「非常にハードですが、いい事もあるんです。それはこうして道具を身につけていることです」と言って、腰のあたりを見るとマジックの七つ道具がビッシリ!今日はロープのルーティンを見せてくれました。会員の秋山直子さんに、半分に切ってもらいますが、何度やっても長さが揃いません。秋山さんも思わず「なんで?」と何度も首をかしげていました。
 そして、いよいよメイン、ケン正木さんの登場です!今宵はいつもと雰囲気を変えて、恐ろしい「ホラーマジック」です!赤・青の照明が交互に照らされ、会場内は異様な雰囲気に包まれます。
 と、そこに黒い衣装に黒のサングラス姿で、しかも大きな包丁を持ってケンさんが登場すると恐怖はピークに!この包丁を使ったマジックでは本当に怖くて、思わず目を覆ってしまうほどです。さらに、数年前に失敗して切り落としたという腕が登場した瞬間、あまりのグロテスクさに会場内から「キャー!」という悲鳴が聞こえたかと思うと、「これ持って歩いていたらおまわりさんに止められたんです」とか、「女房に手切れ金として・・」とケンさんらしいジョークで大爆笑!先ほどまでの恐怖はどこに行ったのでしょう?
 会場内はいつの間にか、いつものケンさんの楽しい雰囲気に包まれていました。会員の秋山リコちゃんとの心霊マジックでは笑ってほっとできたかと思ったら、カミソリマジックでまたまた恐怖へと。恐怖と笑いの絶妙なバランスがたまりません。「予言」のマジックでは、お客さんの選んだカードとは違うのが出ると「予言をするとは言いましたが、当てるとは言ってません」で大爆笑!最後は意外なカードの出現に拍手喝采!さすがケンさんです!
 「次はスライハンドをやりますが、普通にやるのとカラオケでやるのどちらがいいですか?」と客席に聞くと、当たり前のようにほぼ全員がカラオケと(笑)。それもそのはず、ケンさんのカラオケマジックは見ないと損するほど楽しいですからね!「ラブユー東京♪」の替え歌で、ケンさんお得意のカラオケマジックがはじまると一気にいつものケンさんワールドに包まれます。気持ちよく歌いながら、シルクやシャボン玉、そしてウォンドを巧みに操る様はさすがです!素晴らしくて見とれていると、「この歌は3番まであるんです」で大爆笑!やっぱりいつ見てもケンさんのカラオケマジックは最高です!
 プリあら専属マジシャン、魔人タジマーさんは居酒屋マジシャンこと田辺さんと登場。1枚の板と画びょうを使ってのカードマジックですが、お客さんにカードを選んでもらうとき、なにやら隣で魔人タジマーさんと田辺さんがコソコソ怪しげに話しています。「これフォース?」これは演出なのか素なのか?笑いを誘います。不思議な感じのするマジックでした。
 そして、最後は会長マジックのコーナー。マジックグッズとしては有名な“WOW”を取り出し、「今日はこれを使ってマジックをします」。
 ですがそこは会長!普通にWOWの手順をやるはずがありません。なんと会長、これを使ってオリジナルマジックをしてくれるそうです。題して「オリジナルじゃないオリジナルマジック」。
 荒木会長とお客さんが選んだ赤、青1枚ずつのカードがWOWを使って不思議な変化をしますが、じーっと見ているのに、どうしてそうなるのか全くわかりません。司会の佐々木さんが荒木会長の凄さを「宇宙人」と表現する事がありますが、その気持ちがよくわかります。
 荒木会長のマジックの素晴らしいところは、どれ1つとっても同じものが無く、全てが荒木会長の手によっておいしく料理されているところでしょう!だからこそ、最高に感動できるのでしょうね!
 マジックと言うとついつい手順ばかりを意識して演じてしまう事が多いですが、手順そのものよりも演出(如何に不思議に、如何に面白く見せるか)が本当に重要なのだという事をあらためて考えさせられました。
 最後はケン正木さんのアンコールマジック。ちびまる子ちゃんの紙芝居でマジックをしてくれました。ただでさえ面白いのに、いろんなキャラクターのモノマネをしながら進行していきます!花輪くんなんて最高!すっごく似てて大拍手!!テレビよりも面白かったです!
 盛りだくさんの楽しいマジックで幕を開けた2008年もきっと良い1年になることでしょう!
 (ラストの写真は、例会後のアフターでのケンさんと会長とレフティさんです)
2008年1月8日()
隅谷治子
 新春、あけましておめでとうございます。
 今日1月8日は、荒木会長のバースデー・パーティーです。年末は、年間最大のイベント『CBファミリー・クリスマスショー&ディナーパーティー』で幕を閉じ、新年は、このビッグ・イベント、荒木会長のバースデー・パーテーィから始まります。
 1989年(昭和64年)1月7日の朝の昭和天皇の崩御を受けて、7日午後の臨時閣議で次の元号を「平成」と決定し、翌8日から新しい元号がスタートしました。1月8日は、まさに平成がスタートした日でもあります。
 人を大切にする会長のお誕生日には、毎年、たくさんの方々がお祝いに駆けつけてくださいます。会長は、マジックだけでなく、歌手、俳優、作家、プロデューサー、実業家としても成功されてる方なので、いろんな業界のお友達が大勢、集まりました。

 マジシャンの今年の参加は、ケン正木さんを筆頭に、ヒロ・サカイさん、ブラック嶋田さん、ミステラさん、なか。たつやさん、魔人タジマーさん、あさおかるいさん、竹たけをさん、ペガサス金子さん、と楽しげ、かつ、そうそうたるメンバーです。
 まずは、乾杯から。テレビ朝日の局長を経て、現在、制作会社を経営しておられる、田川一郎さんのご発声でグラスを掲げます。
 アイスタジオの広ーい、リビングに、手作りのお料理が美しく並べられ、お食事タイムが始まります。このお料理が、とっーーても美味しいんです。一年を通して会長のプレゼントを考えておられるという、あさおかるいさんが大絶賛されていました。ガーデンでは、スモーク・チーズ&チキンをその場で作り、燻したてをテーブルへ運びます。『絶品!!』と、運営委員の山田さんも大喜び!

 食事が一段落したところで、ケーキの入場です!! そう、この言葉『入場』という表現をしたくなるほどに、素晴らしい作品が登場しました。
 みんなで合唱するバースデーソングにあわせて、別室からロウソクのともった大きなケーキが運ばれてきます。約1m近い横幅の大きなケーキ一面に、旬の甘ーい苺がびっしりと敷きつめられ、超豪華な仕上がりにまわりからは歓声があがります。
 プロのシェフの協力のもとに、制作主任の佐藤理恵さんと、今村美佳さん、高岡若葉さんと3人で作りました。
 お食事のあとには、毎年恒例のプレゼントオープンの時間があります。人からプレゼントをもらうことが苦手で、自分のバースデーパーティに欠席してしまったことがあるという会長。その日、廊下にずらーーーと、贈り物が並べられていたのを見て、友達が、こだわって選んでくれたプレゼントだし、何よりその人が思ってくれている気持ちに感謝したいということで、紹介しながらプレゼントをいただく事にしたと話されていました。
 プレゼントの紹介をかねて、その日、来賓された方がスピーチをすることがこのパーティーのメインイベントになっています。
 ケン正木さんは、年末に会長の新刊「テクニカルなクロースアップマジック講座」を手にして、お正月にゆっくり読もうと思っていたところ、付属のDVDを見たら、早く読みたくなり一気に読破してしまったそうです。同本に掲載されている「フロッグ・ボール・ルーティン」を「会長のように、かえるの面白いストーリーがついている訳ではないのですが、、」と言いながら見せてくださいました。ところが、最後にでてきたのが、緑のバッタでした! 
 「自分は、かえるを探したけど、どうしても見つからなくて、代わりにこのバッタをみつけました。それを、会長にも」と、言って渡されていました。ケンさんのマジックは、いつ見ても、本当に暖かいなーと思います。随所にダジャレが織り交ぜられているんですが、一歩間違えれば、親父ギャグになりそうだけど、ケンさんのは、面白いし、また聞きたくなる魅力があります。
 また、ケンさんは、指輪のマジックが好きではなく、自分自身も指輪をしないこともあって、リングのマジックを敬遠されていたそうですが、この本をみて、リングのマジックに興味をもち、勉強されているそうです。輪ゴムとリングの手順を会長から直々に教わっていらっしゃいました。その隣で、ブラック嶋田さんが羨ましそうにご覧になっています。ブラックさんは、歌手の時代から荒木会長の大ファンだったそうです!
 ミステラさんは「ディズニー・キャラクターを演
じます」と言って、お皿2枚を耳にあて「ミッキーマウス」と言うと「まんまじゃないか!」とヒロさんから突っ込まれていました(笑)。
 なかさんは、得意の物まねを披露してくださいました。50種類以上レパートリーがあるなかで、トップクラスの「つんく」と「所ジョージ」さんなどなど。まわりを明るくする、きさくでノリのいいなかさんのようなマジシャンは、なかなかいないのでは、、といつも思います。
 魔人タジマーさんは、会長に自宅の「昭和浴場」にきてもらいたい一心で、銭湯グッズの詰め合わせセットを渡し、セットの中身を冗談を交えて紹介してくださいました。
 パーティーの参加者全員がお祝いのスピーチを順々に述べていきます。最後のとりがヒロ・サカイさんでした。
 ヒロさんは「今日、考えたばかりでオチはありませんが、、、」といいながら、できたてほやほやのマジックを見せてくださいました。2本のマジックインキとシルクをつかったものですが、オチどころか、そのマジックだけで十分に不思議です!!
 みなさんのお話を聞いていると、会長がなにかの切っ掛けで話されたことが、その人の心に残り、人生において、そのお話を座右にしているという方がとても多いです。ミュージシャンのSWING-Oさんが、その一例と言って「プライド」という話をしてくれました。
 『ずいぶん昔に「プライド」という言葉について話されていたんですね、これは、奥深い意味があるんです。まあ、簡単に言うと、「プライド」って言うのは今の自分が持っているものではなく、目指すところの自分が持つものなんだという話でした』
 他にも色々と勉強になっていると話す平川さんは、今は、ミュージシャンとしてリーダーとして成功されています。
 真夜中近く、マジシャンの竹たけをさんが、仕事帰りに駆けつけて来られました。竹さんは、会長とは20年前からのお付き合いで、竹さんがマジシャンになる切っ掛けをつくったのは荒木会長だそうです。仕事の荷物をどっさりと抱え、駆けつけ早々、衣装を着替えてマジックを見せてくれました。
 その後も、延々とマジック談義に花が咲き、夜食を食べながら、会長宛の年賀はがきを発端に、竹さんの私生活の話で盛り上がり、楽しい宴は朝まで続きました。
 美味しいお食事、美味しいお酒、美味しいケーキに、たくさんの友人が集う、荒木会長のバースデー。人が財産だという会長の生き方が感じられる、素敵なパーティー。。。その空間に毎年、参加できる自分はなんて幸せなんだろう! 荒木会長、いつもありがとうございます♪ これから、もっと頑張って成長していきます★ 

このページは2003年からの「プリあら会」日記です。2007年版の日記を読まれたい方は年号をクリックしてください。
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